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新年、あけましておめでとうございます。

大晦日はブルックリンでのパーティに誘ってもらいました。アメリカではカウントダウンをして新年になるとその辺にいる人とキスをするらしく、私はあやうく見知らぬ白人の女の子にキスされそうになりました。新年早々それはないわ、、、逃げれてよかった。アメリカでは新年に「蛍の光」を歌うとのこと。でもなぜ新年?「蛍の光」はスコットランド民謡で「Auld Lang Syne」という題名で、その単語はどれも知らないので調べたところスコットランド語だそうです。「Old Long Time」という英訳が付いており、「普段思い出すこともない旧友や昔にあったことを思い出して一緒に杯を交わそう」という昔をなつかしむ意味の歌だそうです。ちなみにこの曲はMajor Pentatonic Scaleで構成されており、スコットランド民謡のほとんどはこのMajor Pentatonic Scaleで作られているそうですよ。以上、Wikipedeaからの情報です。

さて、今年は巳年ですね。
巳年といえば亡くなった父の干支、そして私は今年父が他界した年に達します。ピアニストとしてだけでなく人間としての成長も含めて、人生の折り返し地点というか、今までの自分に「よくがんばったね」と言いこれから先の人生を展望するような、卒業年度のような気持ちがあります。年末はゆっくり休めたせいか、今は音楽の聴こえ方が新鮮です。

このブログには毎年お正月に、まったくなんの計画もなく目処もたっていない「こうなったらいいなあ」という不確定なことを書いて、毎年その通りになってきたので、今年も願望のようなな決意を今のうちに書いておこうと思います。1つ目は、今年は音楽的には数年間もほったらかしになっていた特定のいくつかの課題(正確には大きすぎた課題)にさっさと着手して実際にステージの上で挑戦し、光がみえるような手応えを感じること。2つ目は、今年秋に切れるO-1ビザ(通称アーティストビザ)の後の身の振り方、再申請するかどうかをきめること。3つ目は、自分にも人にも素直でいること。この3つ目は、やってるようでいて、気が付いたら不純物がはいってきてしまい結構むずかしいんです。即興演奏をしているとよくわかるんですが、怖がらずに自分を信じて飛び込む、周りを聴いて体が動かしリラックスしてエネルギーを自分からいつでも出せる状態にしておく時が、一番おもしろい演奏になるんです。思いがけないアイディアが出て来てはそれが自然に膨らんでいく。安全な方に流されると音楽全体が行き詰まったり途中で切れたり仕切り直したりしなければならなくなり、流れなくなってしまう。普段の生活もそれに通じることは多々あるように思い、今年はいつもそういたいと思います。


今年もどうぞよろしくお願い致します。


たなかかつこ