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リーダーライブはおかげさまで大盛況におわりました!!

はじめてのメンバーだったにも関わらずアットホームな気持ちで演奏ができたのは、普段あまりにいろんな場所にセッションに行ってロイさまやジーン・ジャクソンといったすばらしいミュージシャンと演奏できる機会があり、音楽に対する貢献や情熱の持ち方、心の持ち方やコントロールを普段から叩き込まれているからかな、と思いました。

それにしても、奥深いですよね〜
引き出しが多過ぎる。

今回は、フツーのスタンダード曲をたくさんやってみました。この人達はジャズのネイティブスピーカーみたいなものだから、一体どんな感じになるのかなあ?と思って。
ニューヨークに来てから同じ曲を何回も聴いたことがあるけども、リズムが、、、リズムが全くちがいました。McCoy Tynerの"Inception"のアレンジのSpeak Low...本物(のジャズ)みたい。。。Children Of The Night...本物みたい。。。Ceora...本物みたい。。。Stablemates....本物みたい。。。Jeannie....本物みたい。。。Driftin'...本物みたい。。。After The Morning...本物みたい。。。Body and Soul...ベースラインがもう宇宙を行ってて何がどうなってんのかさっぱり意味不明だけど必死で喰らいつく。。。。そんな感じでした。
オリジナル曲もとても好評でした。CDの中からA Midnight Talk, Shell, Beyond Intersection, Dawn, Stretchingなど、テナーやソプラノで吹いてもらってしっくり来る曲を選び、いつもと感じがちがってたのしかったです。


ライブに至るまで、ブッキングやスケジューリングにあたってアメリカの常識がよくわからなかったのですが終わりよければすべてよし。音楽への情熱、勉強熱心さ、技術と個性がずば抜けていて、どんな状況であってもまた一緒に演奏したいと思わせる演奏が本番で必ずできる、そしてどんなハプニングがあっても、100%毎回必ずバンドメンバーとお客さんを満足させる演奏ができる。だから彼らはこの競争の激しいニューヨークでもう何十年も、ジャズ演奏だけで生活ができているのだと思いました。

今回のカルテットは、各自の個性がぶつからず、うまーくハマってるんです。それがすごく面白いな、と思いました。ニューヨークのミュージシャンは言いたいことを我慢せずすぐになんでも言うので、血の気が多過ぎるダメな組み合わせはいっぱいあると思います。古くからの友人のウィリー以外は皆さん日常どのような生活観をもったどういう人なのか今回のリハーサルまでプライベートはほとんど知らなかったので、真ん中に立つことで気を遣うかなと思ったけどもそれはまったくの杞憂に終わりました。キャラが濃く(ほんまに濃いんですよ、これが)、自分のペースや言いたいことやりたいことは譲らない。でも、その分やりたいことやりたくないことが明確だからこちらは対応しやすく、とても懐が深くて温かくチャーミングで、信用できるすばらしい人達でした。
演奏の信頼感ももちろんとても強く、とてもたのしく演奏できました。



Midtownのキタノホテルの1階に新しく改装した「Jazz At Kitano」。
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英語のせいか、日本でのライブよりMCは簡潔に。。。
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左からDwyane Burno (ドゥエイン・バーノ)、Katsuko Tanaka (たなかかつこ)、Willie Jones III (ウィリー・ジョーンズ・III)、Stacy Dillard (ステイシー・ディラード)。June 14th, 2012
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またこのメンバーで演奏できるといいなあ。


今日レンタルピアノが届きました。
4月から今までは家にピアノがなく、学校で6時間ぶっ続けで教えたあと練習して帰ったりしていました。ピアノのためにニューヨークに来てるのに、家にピアノがない、ってつらかった。ピアノが家に来てやっとあたらしいアパートでの暮らしが落ち着きました。

今は次のプロジェクトに向けてあたらしい曲を書く気、満々です!!
今後の活動をまたこれからも応援してください!!
来週にせまった6/14のリーダーライブですが、Danton Bollerが今回演奏できなくなり、急遽ベースはDwayne Burnoに決定しました。

ドゥエインはクイーンズ大学院で知り合ったのですが、ウィリー (・ジョーンズ・III)やアントニオ (・ハート), ロイ (・ハーグロヴ)と同世代でずっと彼らと一緒に仕事をしてきた素晴らしいベースプレイヤーで、ウィリーのアルバムでもピアノのエリック・リードとトリオで演奏しています。今回成り行きで土壇場にこの仕事を引き受けてもらえて一緒に演奏できる運びになり、私は本当にとてもラッキーです。


3月末にワシントン・ハイツから一旦知人宅に居候させてもらい、そこにいる間にStudio(日本で言うワンルームマンション)を探して、2週間前に今のアパートに引っ越してきました。備え付けの冷蔵庫が壊れていたので新品に取り替えてもらい、今日は2ヶ月振りに自炊することができ、和食が食べれて精神的にやっと落ち着いてきました。2008年にニューヨークに引っ越して以来今回はじめてひとり暮らしをするにあたって、ガス、電気、インターネットの開設、家具の購入、2度の引っ越し、ワシントンハイツで借りていたピアノの返却手配など、仕事の合間にあれこれと大変でした。今週は今のアパートで使うピアノをいろんなところに探しに行き、少しずつあたらしい生活のペースが整いつつあります。

そして気が付いたらもう来週にリーダーライブがせまってきました。
リハーサルは13日の水曜日にやっと決定。みんなレコーディングなどで日中も忙しくしていて、なかなかリハの日時が決まりませんでしたが、とてもたのしみです。CDではアルトのアントニオが吹いてくれているので、今週末テナー用に楽譜を書き直します。ドゥエインがベースをやることになるとトリオ用の曲もちょっとイメージが変わって来ました。

私のライブの2日後は学年末試験の審査をする長ーい1日が待っています。伴奏の仕事も時期のせいかいろいろと入ってきました。
またここ最近は毎月、大好きなJaimeo Brownとのギグも入っています。ジャメイオはウィリーとはちがうタイプの音楽スタイルで、このギグではミュージシャンとしての自分がまた違う角度から刺激されます。ステージの外でもとても良い人達で、本当にいつも爽やかな気分になります。


という感じで、大変ながらもとても充実した毎日が送れています。それというのも周囲の人達の応援や助けがあっての事。ニューヨーク生活は大変だけど懐が深い人達の温かい気持ちがあるからこそ今の自分がある、と日々痛感しています。

ニューヨーク生活って長く住むほど奥深いですね〜。



2012年6月14日(木)

JAZZ AT KITANO 〜NEW YORK〜

STACY DILLARD (tenor and soprano saxophone)
KATSUKO TANAKA (piano)
DWAYNE BURNO (bass)
WILLIE JONES III (drums)

Sets start at 8 &10 pm
$10 Cover Charge, $15 Minimum on Food or Beverage.
66 Park Ave. (@ E.38th) New York, NY
Reservation Advised: 212-885-7119


Debut CD “Beyond Intersection” available!!
https://www.cdbaby.com/cd/KatsukoTanakaTrio
http://www.katsukotanaka.com







Dwayne Burnoの演奏はコチラ!!