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9/1(土)西宮アミティホール
「赤松二郎先生還暦祝いコンサート」by Daion Jazz Orchestra
開場1:30 開演2:00pm
入場料2,000円
カウントベイシー楽団の曲を中心に赤松先生、つづらのあつし、井上陽介、石井彰、橋本佳明、木村知之、大迫明、出口誠、河村英樹、Yassy、臼井優子、溝口恵美子、塩入基弘etc.多数の出演者によるビッグ・バンドでの演奏です。チケットは残り若干ありますのでご希望の方はコメント欄にご連絡下さい。


9/4(火)Holly's(JR /阪急阪神「三ノ宮」) 078-251-5147
山中佑起子(マリンバ) グループ
with たなかかつこ(pf), 坂崎拓也(bs), and 樋口広大(ds) 
兵庫県神戸市中央区加納町2-4-10


9/5(水)Satin Doll(JR /阪急阪神「三ノ宮」) 078-242-0100
with 田谷眞理子 (vo)
お昼に貸し切りパーティなどがなければ
演奏は 7:00-/8:30-/10:00pm- 3回ステージ
神戸市中央区中山手通1-26-1 バッカスビル2F


9/17(祝)CREOLE(JR/阪急・阪神「三ノ宮」)078-251-4332

一部 〜Jazz side〜 たなかかつこ(pf) デュオ with 萬 恭隆(bass)
二部 〜Free side〜 坂田尚子(pf) デュオ with 市尾優作(guitar)
三部 〜Pops side〜 西山 瞳(pf) デュオ with 村井仁美(vocal)

7:00pm開始、入場料3,000円(要予約、入れ替えなし)
CREOLE(クレオール) 神戸市中央区山本通2-3-12 
詳細の情報はコチラ
ご予約は[live917reserve@yahoo.co.jp]まで、お名前・人数を明記の上送信して頂くか私にご連絡下さい。


9/24(祝)Satin Doll(JR /阪急阪神「三ノ宮」) 078-242-0100
with 田谷眞理子 (vo)
お昼に貸し切りパーティなどがなければ
演奏は 7:00-/8:30-/10:00pm- 3回ステージ
神戸市中央区中山手通1-26-1 バッカスビル2F


9/26(水)フリーテーション(地下鉄「谷町九丁目」)
06-6779-9625
with 廣田昌代(bs)
チャージ1000円
8:00pm〜 3回ステージ
大阪市天王寺区生玉前町1-1上本町大治ビル2階


9/28(金)蘇州園(阪急「御影」)
with 原満章(bs) 
演奏 7:00pm〜 2回ステージ
神戸市東灘区住吉山手4-7-28

9月は懐かしい人達とたくさん会えました。

まず9/1に母校である大阪音大のジャズオーケストラ「DJO(大音ジャズオーケストラ)」のコンサートがあり、学生時代DJOに在籍した面々が一堂に会して創始者でサックスの赤松二郎先生の還暦をお祝いしました。同窓会のような懐かしさと、全員が学生時代の「純粋な気持ち」で演奏を楽しんでいる事を感じた特別な1日でした。赤松先生やつづらのさんの独特な間合いのユーモアが管打楽器科の先輩後輩のピリピリした空気を一気に和ませます。DJO時代ジャズにコンプレックスがあった私は、今回はじめてベイシーの曲の良さを堪能し楽しく演奏することができました。私が1回生の時はDJOにピアノ希望の女子が10人以上も入った年で「普段ブラームスなんか弾いてるピアノ科の女子にジャズなんか出来るんか〜?」的なコワいムードの中、年にほんの数曲担当演奏曲がまわって来て、たった2小節のピアノソロで呆れられていました。どうすればアドリブは湧いて来るのか、フメンにはコードしか書いていないけれど一体1小節中どのタイミングでどの音を弾くのか、なぜ作曲科の人達はすぐCDみたいに弾けるのか??見当が付かないままピアノ科女子は全員ジャズ志望を諦めたというなんとも苦い経験が実は私にはあったのです。演奏以外では先輩達はとても優しかったので余計辛く、救いようのない落ちこぼれ感から誰も抜け出せなかった。でもこの演奏会を境に私は意外にもやっとトラウマから解放されたのです!
それにしても、石井彰さんのピアノはすばらしかったです。10代の頃の悩みが全て笑い話となり水に流れたと同時に、たくさんの課題が見えた演奏会でした。DJOからはジャズの分野で蒼々たるメンバーが輩出されましたが、レコーディングスタジオで活躍しているミュージシャン、ブラックボトムブラスバンドのようにバンド単位で活動しているミュージシャンになった人、オーケストラに所属する人など、音楽の道でのさまざまな生き方を目の当たりにして刺激になりました。またプロにならなかった人達も、今の生活を大事にしながら音楽を愛し演奏している姿勢に感動しました。

その次の週のまる1日休みの日にはJALのマイレージ特典無料チケットを使って東京へ遊びに行きました。昨年明治神宮で挙式し、CITY BANKで通訳をしつつ現在は育児休暇中で月曜から日曜24時間Mommyをやっている留学時代の親友のなっちゃん宅へ。重労働です!世の中の旦那さん方、奥さんを大事にしてね。

スラングとLAのジャズシーンと高速道路の運転を私に教えてくれた留学時代の友人ダントン・ボラーがベースで日本に来ていたので、夜は招待でブルーノート東京にてロイ・ハーグロヴバンドを2ステージも聴かせてもらいました。7年前にブルックリンに引っ越した彼の家に遊びに行って以来の再会で、数ヶ月前にDaddyになったばかりの彼はツアーで家に居れないことが悩みですが、スタジオの方をしない限り職業柄仕方ないと私は思うのです。欧米在住のミュージシャンの奥様方、寂しいと思いますが理解してね。

バンドはしっかりまとまっていて、とにかくリズムセクションが恐ろしくgrooveしていました。どんな速い曲も、ラテンも、4 beatも、変拍子が混じっている曲も、R&B調やレゲエ調の曲も。ピアノのGerald Claytonがこの様々なスタイルをどれもこれもカッコ良く弾いていました。イケイケなバンドをむしろさらに盛り上げるイケイケなピアノを弾いていたにも関わらず、なんか品があるのが印象的です。力任せな所がまったくなくクラシックもやってそうな感じ。あんなにオクターブでラテンのフレーズを毎晩弾きちぎったら腱鞘炎になりそうなものを、軽々と奇麗な音色でやってました。GeraldはLA出身でまだ22歳、お父さんはJohn Claytonです。ステージを離れるととても感じの良い青年でした。
一方、ロイは調子の良い青年という感じ。いい意味でそれが彼の音楽の特徴だと思います。楽屋での出来事。「次のセット、〜と〜とやるから」と言われたら、ベースとピアノはおもむろにiPodを出して片側のイヤフォンで曲をチェックしながら私とフツーに世間話をしてました。フメンは使わへんねんね。。。フメン台を置いている割に全くみてないなあと思っていたら、曲順を書いたポストイットを置いてただけでした(MCなしですぐ次の曲のイントロに入るためかな)。
ダントンは1年程前にロイのバンドのレギュラーベーシストのDwayne Burnoが風邪で休んだ時にトラで入り、それ以来時々ツアーに呼ばれるようになったという事です。彼を推薦したのはLA時代の友で長年ロイのレギュラードラマーをやっているウィリー・ジョーンズIIIです。

そういえば私の師匠、ケイ赤城を紹介してくれたのもダントンです。ケイ赤城の家へ一緒にセッションに行った時、完コピしたオスカー・ピーターソンをダントンとデュオで弾いて、それから私はケイさんの弟子になったんです。DJO時代にジャズの入口でドロップアウトしたことは完全に忘れて目の前のキラキラした未来に心を奪われて。当時のケイさんのバンドのレギュラードラマーはウィリー。懐かしいなあ。

ウィリーとはまだドンショップが旧大阪ブルーノートの筋向かいにあった頃に4曲ほど一緒に演奏しました。数年前のことで、ベースの若林美佐ちゃんと私がドンに入っていた日にRH Factorのメンバーと遊びに来てくれたのです。何年も会ってなかったのに、一緒に演奏すると突然時間が早送りになって「今の瞬間」に追い付き、「今の瞬間」がゆっくり流れるように感じました。大袈裟に言えば映画「マトリックス」みたいに。クラシックだとこうはならない(過去の音楽の再現だから?)ですが、ジャズってその瞬間に現在までの人生の凝縮から音を出すからですかねえ。

なんかこの非日常的な2日ですっごく気分転換できました。

もう蝉も鳴かなくなり、夜はコオロギがないています。秋だなあ〜。新しい曲書きたいなあ。