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桜咲く4月

 
 ギターのジローさんに元NHK歌のお兄さんの歌伴の仕事に誘ってもらい、ポップにアレンジされた童謡のキーボード&ピアノを担当した(@三木小野)。キーボードの仕事はまだ3回目で、笑顔がひきつってて万一よい子のみんなをビビらせてたらごめんね。ショーの構成やお客さんを湧かせる力がすごいなあと感じているうちに、15曲位演奏してあっという間に本番は終わった。
 ジローさんはいつもさりげなく抜かりない。いつの間にか他の人の分も楽器を運搬し、組み立て、配置を決めて配線を手伝い終え、不備があるとどこかからともなく必要なモノを調達している。そういえばトランペットの嶋本さんも、いつも現場にいる全員への気配りと段取りが行き届いている。何人いようとどういう人達であろうと関係ない。全体を観て限られた時間内に成果を上げるあの技量は一体どこから来るのか、常々謎だった。ジローさんの場合は「場数」だと帰りの車中言っていた。はじめてのギターの師匠に常に付き添って周囲の手配を整えていた時代があり、その経験がとても役立ってるらしい。なるほど〜!日本の伝統的な先輩後輩システムの良さ、規律の美しさを知った。後輩達に本心から憧れられる音楽性と人間性(厳しさと優しさ)を持った先輩でなければ、優秀な人材は出て来ない。
 アメリカでジャズを始めた私の場合は、憧れのピアニスト達をfirst nameで呼び捨て、タメ語で喋り、よくホームパーティに呼んでもらった。でも、アホなこと(=甘えたこと)は絶対に聞けないprofessional独特の緊張感と近付き難いオーラがある。先輩に怒られる日本式も恐いが、怒られるのはまだ見込みがある証拠。自分のなまぬるい姿勢のせいで、想像以上に親しくしてくれてきた尊敬する人にある日突然見捨てられたら、立ち直れない。
 結局は、アメリカの方法でも日本の方法でも同じことだ。今は私はいろんな現場に出て、ウロウロしながらでも音楽以外のことも少しずつ身に付けていこう。
 就職率が高かった今年、新社会人にはいい先輩に出会ってほしい。歓迎会のこの季節、是非誘い合ってライブにお越し下さい♪