人気ブログランキング | 話題のタグを見る

たまには過去を振り返るのも良い?

富士通テン(株)が運営しているサイトKOBEjazz.jpさんから6月に受けたインタビュー記事が掲載されました。アメリカ留学の経緯やクラシックからジャズへ転向した頃のこと、神戸の思い出など、普段のNY生活では思い出さないようなことも立ち止まって振り返れた良い機会になりました。よろしければご覧になってみてください。




取材のあった日は私の誕生日の翌日だったので、ちょっぴり深淵な気持ちになりました。

その時にFacebookに投稿した内容はコチラ↓。


たまには過去を振り返るのも良い?_a0094202_06491123.jpg



(日本語は下です) This photo was taken 20 years ago at Steamers in California. I was a classical pianist and lived in LA with a Rotary International Foundation full scholarship. I met Danton Boller at school, and went to see every his gig with Willie Jones III. Their play inspired me to start playing jazz. Soon after this photo I went back to Japan, and they moved to New York. It was only a dream for me to play jazz with them someday.
I came to NY in 2008, and their friendship enormously helped me to figure out how to live in NY as a professional. I got older, but feel better about my life. I would like to thank them and to everyone who support me.


これは20年前にカリフォルニアのSteamersというジャズクラブでベースのダントンボラーとドラムのウィリージョーンズとで撮った写真です。当時私はクラシックピアノ専攻で国際ロータリー財団の奨学生としてLAに住んでおり、ジャズはまったく弾けませんでした。大学でダントンと知り合い、彼がウィリージョーンズと仕事の時はいつもついて行って、いつか私もジャズピアノが弾けるようになれたらなあと思ってレッスンを受け始めました。
大学に常駐している移民局員のミスでビザが取れず私はこの後すぐ帰国しましたが、2008年にNYに引っ越して今年で9年目になります。私より先にNYに来てバリバリ働いていた彼らのお陰で、私はNYの音楽シーンを切り抜けていく心構えや自分なりの生活方法をなんとか見つけられたのではないかと思います。歳は取りましたが今はより良い人生のように感じています。私を支えてくださっている全ての皆様に感謝しています。

[END]