Katsuko Tanaka Quartet in NY 2012 〜ライブレポート〜
リーダーライブはおかげさまで大盛況におわりました!!
はじめてのメンバーだったにも関わらずアットホームな気持ちで演奏ができたのは、普段あまりにいろんな場所にセッションに行ってロイさまやジーン・ジャクソンといったすばらしいミュージシャンと演奏できる機会があり、音楽に対する貢献や情熱の持ち方、心の持ち方やコントロールを普段から叩き込まれているからかな、と思いました。
それにしても、奥深いですよね〜
引き出しが多過ぎる。
今回は、フツーのスタンダード曲をたくさんやってみました。この人達はジャズのネイティブスピーカーみたいなものだから、一体どんな感じになるのかなあ?と思って。
ニューヨークに来てから同じ曲を何回も聴いたことがあるけども、リズムが、、、リズムが全くちがいました。McCoy Tynerの"Inception"のアレンジのSpeak Low...本物(のジャズ)みたい。。。Children Of The Night...本物みたい。。。Ceora...本物みたい。。。Stablemates....本物みたい。。。Jeannie....本物みたい。。。Driftin'...本物みたい。。。After The Morning...本物みたい。。。Body and Soul...ベースラインがもう宇宙を行ってて何がどうなってんのかさっぱり意味不明だけど必死で喰らいつく。。。。そんな感じでした。
オリジナル曲もとても好評でした。CDの中からA Midnight Talk, Shell, Beyond Intersection, Dawn, Stretchingなど、テナーやソプラノで吹いてもらってしっくり来る曲を選び、いつもと感じがちがってたのしかったです。
ライブに至るまで、ブッキングやスケジューリングにあたってアメリカの常識がよくわからなかったのですが終わりよければすべてよし。音楽への情熱、勉強熱心さ、技術と個性がずば抜けていて、どんな状況であってもまた一緒に演奏したいと思わせる演奏が本番で必ずできる、そしてどんなハプニングがあっても、100%毎回必ずバンドメンバーとお客さんを満足させる演奏ができる。だから彼らはこの競争の激しいニューヨークでもう何十年も、ジャズ演奏だけで生活ができているのだと思いました。
今回のカルテットは、各自の個性がぶつからず、うまーくハマってるんです。それがすごく面白いな、と思いました。ニューヨークのミュージシャンは言いたいことを我慢せずすぐになんでも言うので、血の気が多過ぎるダメな組み合わせはいっぱいあると思います。古くからの友人のウィリー以外は皆さん日常どのような生活観をもったどういう人なのか今回のリハーサルまでプライベートはほとんど知らなかったので、真ん中に立つことで気を遣うかなと思ったけどもそれはまったくの杞憂に終わりました。キャラが濃く(ほんまに濃いんですよ、これが)、自分のペースや言いたいことやりたいことは譲らない。でも、その分やりたいことやりたくないことが明確だからこちらは対応しやすく、とても懐が深くて温かくチャーミングで、信用できるすばらしい人達でした。
演奏の信頼感ももちろんとても強く、とてもたのしく演奏できました。
Midtownのキタノホテルの1階に新しく改装した「Jazz At Kitano」。
英語のせいか、日本でのライブよりMCは簡潔に。。。
左からDwyane Burno (ドゥエイン・バーノ)、Katsuko Tanaka (たなかかつこ)、Willie Jones III (ウィリー・ジョーンズ・III)、Stacy Dillard (ステイシー・ディラード)。June 14th, 2012
またこのメンバーで演奏できるといいなあ。
今日レンタルピアノが届きました。
4月から今までは家にピアノがなく、学校で6時間ぶっ続けで教えたあと練習して帰ったりしていました。ピアノのためにニューヨークに来てるのに、家にピアノがない、ってつらかった。ピアノが家に来てやっとあたらしいアパートでの暮らしが落ち着きました。
今は次のプロジェクトに向けてあたらしい曲を書く気、満々です!!
今後の活動をまたこれからも応援してください!!
はじめてのメンバーだったにも関わらずアットホームな気持ちで演奏ができたのは、普段あまりにいろんな場所にセッションに行ってロイさまやジーン・ジャクソンといったすばらしいミュージシャンと演奏できる機会があり、音楽に対する貢献や情熱の持ち方、心の持ち方やコントロールを普段から叩き込まれているからかな、と思いました。
それにしても、奥深いですよね〜
引き出しが多過ぎる。
今回は、フツーのスタンダード曲をたくさんやってみました。この人達はジャズのネイティブスピーカーみたいなものだから、一体どんな感じになるのかなあ?と思って。
ニューヨークに来てから同じ曲を何回も聴いたことがあるけども、リズムが、、、リズムが全くちがいました。McCoy Tynerの"Inception"のアレンジのSpeak Low...本物(のジャズ)みたい。。。Children Of The Night...本物みたい。。。Ceora...本物みたい。。。Stablemates....本物みたい。。。Jeannie....本物みたい。。。Driftin'...本物みたい。。。After The Morning...本物みたい。。。Body and Soul...ベースラインがもう宇宙を行ってて何がどうなってんのかさっぱり意味不明だけど必死で喰らいつく。。。。そんな感じでした。
オリジナル曲もとても好評でした。CDの中からA Midnight Talk, Shell, Beyond Intersection, Dawn, Stretchingなど、テナーやソプラノで吹いてもらってしっくり来る曲を選び、いつもと感じがちがってたのしかったです。
ライブに至るまで、ブッキングやスケジューリングにあたってアメリカの常識がよくわからなかったのですが終わりよければすべてよし。音楽への情熱、勉強熱心さ、技術と個性がずば抜けていて、どんな状況であってもまた一緒に演奏したいと思わせる演奏が本番で必ずできる、そしてどんなハプニングがあっても、100%毎回必ずバンドメンバーとお客さんを満足させる演奏ができる。だから彼らはこの競争の激しいニューヨークでもう何十年も、ジャズ演奏だけで生活ができているのだと思いました。
今回のカルテットは、各自の個性がぶつからず、うまーくハマってるんです。それがすごく面白いな、と思いました。ニューヨークのミュージシャンは言いたいことを我慢せずすぐになんでも言うので、血の気が多過ぎるダメな組み合わせはいっぱいあると思います。古くからの友人のウィリー以外は皆さん日常どのような生活観をもったどういう人なのか今回のリハーサルまでプライベートはほとんど知らなかったので、真ん中に立つことで気を遣うかなと思ったけどもそれはまったくの杞憂に終わりました。キャラが濃く(ほんまに濃いんですよ、これが)、自分のペースや言いたいことやりたいことは譲らない。でも、その分やりたいことやりたくないことが明確だからこちらは対応しやすく、とても懐が深くて温かくチャーミングで、信用できるすばらしい人達でした。
演奏の信頼感ももちろんとても強く、とてもたのしく演奏できました。
Midtownのキタノホテルの1階に新しく改装した「Jazz At Kitano」。
英語のせいか、日本でのライブよりMCは簡潔に。。。
左からDwyane Burno (ドゥエイン・バーノ)、Katsuko Tanaka (たなかかつこ)、Willie Jones III (ウィリー・ジョーンズ・III)、Stacy Dillard (ステイシー・ディラード)。June 14th, 2012
またこのメンバーで演奏できるといいなあ。
今日レンタルピアノが届きました。
4月から今までは家にピアノがなく、学校で6時間ぶっ続けで教えたあと練習して帰ったりしていました。ピアノのためにニューヨークに来てるのに、家にピアノがない、ってつらかった。ピアノが家に来てやっとあたらしいアパートでの暮らしが落ち着きました。
今は次のプロジェクトに向けてあたらしい曲を書く気、満々です!!
今後の活動をまたこれからも応援してください!!
by katsukotanaka
| 2012-06-20 14:35
| ★NYでのライブ