プロフィール
たなか かつこ (ピアノ)

3歳からヤマハ音楽教室に通う。ロサンジェルスのアナハイム・コンベンションセンターで開催されたジャパン・エキスポでフュージョンバンド「Doppo and AZOTH」のキーボード奏者として出演したことをきっかけにアメリカ生活に興味を抱き、大阪音楽大学器楽科ピアノ専攻を経て国際ロータリー財団国際親善大使として米国カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(CSULB)音楽学部にクラシックピアノ専攻で留学。
在学中はメアリー・E・イズラエル奨学金、ジャン・ルイス・ブギス奨学金、州助成金レッスン等多くの奨学金を授与され、ケイ赤城、ブラッド・メルドーに師事してジャズの分野で演奏活動を開始する。卒業後帰国し、社内翻訳通訳者として働く傍らジャズクラブで演奏を開始し、オリジナル曲を演奏する自己のピアノトリオやクインテットを中心に益々活動の幅を広げる。
2008年にニューヨークに移り、NY市立大学(CUNY)クイーンズ・カレッジ大学院に通いながらロイ・ハーグロフ、グレッグ・ターディ、ジョー・サンダーズらと交流を深め数多くステージを共にする。音楽科修士号取得と同時にダントン・ボラー(ベース)、ウィリー・ジョーンズ・3(ドラム)、アントニオ・ハート(アルトサックス)を迎えてオリジナル曲を収録、デビューアルバム「Beyond Intersection(ビヨンド・インターセクション)」を2010年5月にリリースする。同年11月に米国でアーティストビザを取得。
以降、ビクター・ルイス、ロニー・プラキシコ、ウィリー・ジョーンズ・3といった国際的トップミュージシャンをメンバーに組み入れてニューヨークを拠点に定期的なリーダーバンド演奏を行う。また、2013年にはE.ハーレムのコンサートホールにて、NY市の助成金による小中学生120人を対象にするジャズ・ワークショップに自己のクインテットで招聘されたほか、2017年に母校の大阪音楽大学で特別講義を行うなど教育者としても信頼が厚く評判が高い。
ジャズ以外の分野でもアフロ・ラテンバンドや黒人教会でゴスペル音楽のレギュラーピアニストを務め、多岐に亘る音楽経験とコミュニケーション能力により、ブロードウェイミュージカルの主演女優や、ドレスデン国立劇場の監督を務めるOlga Kostritzky氏、NYシティバレエ団のプリンシパル・ダンサー、マークモリス・バレエグループ、NY市立大学ハンター大学と大学院、New York Universityなど実績ある教育機関から直接指名を受けて、幅広いジャンルでのニューヨークのトップアーティスト達と働くプロフェッショナル・ピアニストとして活躍。
2016年8月にウィリー・ジョーンズ・3とココラン・ホルトとのトリオにて2枚目のCD「Wish Board」を発売。日本では2011年以降の帰国ツアーで安ヵ川大樹、ジーン・ジャクソンのトリオ演奏が好評を博し、2021年3月に両氏のトリオにてデジタル・シングル「A Dream」と「Village Night Hang」の2曲を発売。
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by Katsuko Tanaka たなかかつこ
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